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知られざる篆書体の可能性


ハンコの書体として一番メジャーなのが、篆書体(てんしょたい)と呼ばれるものです。

象形文字がもとになったと言われるかなり古い字ですが、主に二種類に分けられます。


印篆(いんてん)」と「小篆(しょうてん)」です。


やや角ばった印篆と、柔らかな線が特徴の小篆。


どちらを選ぶかはお客様次第ですが、実はさらに細分化できます。







細輪・中字」と、「中輪・細字」。


その名の通り、細い枠に対しやや太い字と、やや太い枠に対して細い字。

印篆と小篆それぞれに適応できますので、一言で篆書と言っても、実は四種類もあります。


注文時にご相談いただければ、ご要望の文字で設計図となる印稿をご提示させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。




ちなみに、枠と字の太さに差がはっきりあることが、見栄えのいい良いハンコであり手彫りの証明にもなります。

枠も字も同じ太さでは、のっぺりした、いかにも機械彫りというつまらないハンコになってしまいます。

差を設けることにより、一番大事な文字を際立たせることが大事だからです。


彫刻機では細い枠や字を彫るのが難しく、もし彫れたとしても欠けやすくなってしまいます。

印稿としての完成度はもちろん、耐久性も保ちつつ彫ることができるかが、手彫り職人の腕の見せ所でもあるのです。


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